日誌

2021年8月の記事一覧

汗・焦る セッケンの制作 3回目

こんにちは。科学部です。お盆休みも明けて、科学部も再びまったり実験です。

現在化学室は、来年度の分校設置に係る工事が近くで行われているため、ちょっとホコリが多いですが、換気も万全にして活動;実験をしています。

ただ…換気をし過ぎると風が強くなり、ガスバーナーの火が大きく揺れてしまいます(-_-;)

 

さて今回は、私(顧問)が追加で持ってきた、ゴマ油とオリーブオイルから、ゴマ油で合成を試みました。

 

 

 

 

 

 

 左の写真は飽和食塩水を作っているところ。かき混ぜが面倒なので今回はスターラー(いわゆる、自動かき混ぜ機)を使っています。

 上中央の写真がゴマ油(10ml)です。右は水酸化ナトリウム水溶液です。

 混ぜた直後の写真が右のものです。ゴマ油は見ての通り、水面近くに浮いています。

 

 実験はこれまでと同様に、15分前後加熱・撹拌して、その後飽和食塩水で塩析…なのですが…。

 

うぬぬ…量が少ない…。

かき混ぜてみると、確かに沈殿はあるのですが、恐らく収量が少ないのと、沈殿が成長していないという、2つの要因でこんな状態になっています。

 

気を取り直して…生成物を純水で洗い、ガーゼで軽く水分を絞って今回の目的物が完成(真ん中の写真)。先週のサラダ油セッケンの結果(左写真)とあわせてどうぞ。

 

先週の結果はこんな風になりました。一見はチョコレートのお菓子です(笑)。ただ、手触りはセッケンでした。

 

今回の生成物は、まだ水分がとんでいないので現状はよく分かりません。が、バターの時と比べて、使用する油脂の量が少なすぎる、というのはあるかもしれません。

 

バターは固形、サラダ油とゴマ油は液体、この辺は関連するだろうか?

 

  最後にガーゼを洗いました。今回も油汚れが全く残らず、セッケンで洗った後のようなキレイさになりました。

  来週は4回目の実験になります。来週は今日使わなかったオリーブオイルです。

 今度は…量を少し工夫してみるかどうか。はてさて。

汗・焦る セッケンの制作 2回目

こんにちは。科学部です。

ということで連日の猛暑です。猛暑ですが科学部はクールに「暑いなぁ」と、ササッと思うだけで、後はまったり実験をしています。

さて今週は、セッケンの制作2回目です。なお、先週のバター石鹸は無事に形になったのですが、未反応のバターが残っていたらしく、バターの匂いがすごい石鹸ができあがりました。

今週は、私(顧問)が持ってきた、使用済みサラダ油で合成を開始。

 

 

 

 

 

 

左がサラダ油です。加熱を1回しているので、酸化されたのか、黄色みが増しています。

右は反応に使う水酸化ナトリウムです。まだ潮解していないので、小豆大の粒が見えます。

※潮解…水を吸収してその中に溶け込むこと

 エタノールも加え、反応を始めるとこんな感じでした。

 

 

 

 

 

左は混合した直後、右は加熱反応中です。

油は基本的に水に浮くのですが、今回はサラダ油が下に沈みました。水酸化ナトリウム水溶液とエタノールの混合物では比重が相当変わっているようです。

 

 

 

 

 

 

加熱を進めると、内容物がかなり黒くなってきました。泡も出ているので、正直言って雰囲気はビールです(笑)。

内容物の油脂が酸化されて黒くなったのかな、とも感じますが、様々な物質が入り乱れていて、これらの検証はもしかしたら難しいかも。 

 

 

 

 

 

最後に飽和食塩水で塩析させますが…う~ん、固形物がでてこない(-_-;)

結果的に今回の合成は、あまり固形物が出てこなく、理想的・教科書的な合成ができませんでした。残念。

ただ…実験後に固形物を取り出したガーゼを洗った時、油汚れがひどくて綺麗にならないだろうな、と思っていたら、セッケンで洗ったようにキレイに汚れが落ちていました。私としてもこの結果はまだ???な状況です。

今回できたセッケンですが、固形物が乾いていないため、写真は来週までお待ちください。量はかなり少ないです。

来週は…どうしよう?そろそろまともな(?)油脂で合成してみるか…

汗・焦る セッケンの制作 1回目

科学部です。連日暑い日が続いています。

本校は実験室にエアコンが入っていないため、「暑いなぁ」と思いながら実験しています。

実験って突き詰めるとなかなか面白いんです。

中には天気が悪いと実験ができない;雨が降ると湿度が上がって実験の結果が上手くいかなくなる;

ようなものもあって、自然ってやはり大切だな~っと思うことがあります。

 

さて、科学部では先週お伝えの通り、セッケン作りに取り掛かりました。

本日は部長さんが持ってきたバターで合成を開始。

教科書にもある、いわゆる「けん化」の実験ですが、用意する油でいろいろ変わりそうです。

バターの場合は、黄色~黄土色(バター)と透明(水酸化ナトリウムとエタノール)で分離していたものが

やがて反応により金色の溶液に変化。 ※顧問の見た目の記録です

それを食塩水で塩析させると、イメージは何というか…酒粕状の固体に変化します。

食塩水を洗って、ある程度形を整えたものがコチラ。

 

 右が部長さんの整えたもの、左が私の整えたものです。

 もう少しきつく絞って型に押し込めば、もっと

 セッケンっぽくなったかもしれません。

 

 

 

 この実験は思ったより難しい実験器具が必要なく、

 簡単に進めることができます。使用した実験器具は左のコチラ。

  白いバットの中には、写真では見えていませんが、ガラス棒も

 使っています。

 

 

 さて次週も引き続き制作を進めます。今週はバターでいい色、ほのかな香りがありましたが、

 来週はどうなることやら(笑)