校長室より

4/8入学式・式辞

 寒さと暖かさが交互に行き交いながらも、宮代の杜の木々が芽吹き、春の訪れを感じるこの佳き日に、埼玉県立宮代高等学校第41回入学式を挙行できますことは、本校関係者一同大きな喜びです。ご臨席の保護者の皆様に御礼申し上げます。
 ただ今、入学を許可しました189名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。在校生、同窓会、教職員一同、心から皆さんを歓迎します。
 

 新入生の皆さん、コロナ禍の中で試練を乗り越えてきたことと思います。中学校生活も思うように行かないことがあったでしょう。よく頑張りましたね。

 また、保護者の皆様方におかれましても、お子様を励ましながらのことと思います。御入学、おめでとうございます、心からお慶びを申し上げます。お子様が、これから更に成長していけるよう、精一杯努めさせていただきます。よろしくお願いいたします。


 さて、新入生の皆さん、高校生になった気分はいかがでしょうか。


 高校の制服を身にまとい、この場に立ってみて、高校生としての自覚が芽生え、少し成長したと感じていますね。そして高校3年間で、どんどん大人へと成長していきます。先月卒業した先輩達も立派でした。


 そんな、宮代高校での高校生活は、勉強、部活、行事と楽しみにしていることと思います。みんなで、全力で取り組むことで、学校生活を充実したものしてください。


 そのとき、これは自分が好きなことだから、得をするからやる、これは自分には関係ないから、面白くないから、損をするからやらない、という区別をつけないでください。


 学校は、誰かがやってくれているからうまくいっていることや、みんなの協力で実現してきたことがたくさんあります。
 自分が所属している集団の一員として貢献する意欲や行動が、みんなが快適に、楽しく充実した生活につながるものとなっていました。高校も同じです。


 個人の損得ではなく、チームや集団のためにどう貢献していくかを考えて行動できること。
 このことは、将来、社会の一員として自立していくために、高校生活の中で、あらためて学んで欲しいことです。


 そして今年度、校内に春日部特別支援学校の高等部分校が開校し、16名の新入生が入学します。
 宮代高校とはカリキュラムが違うので、一緒に授業を受けるという事はありませんが、総合学習や学校行事で一緒に体験的な活動ができるとよいと考えています。共生社会の一員として、多くのことを学んでください。


 最後に保護者の皆さまに、お願いです。高校生活は3年間で一つのものとなっています。たくましく、成長していくお子さんを、どうぞ見守ってあげてください。ときには困って、相談にくることがあるかもしれません。そんなときは、まずは話をよく聞いて受け止めてあげてください。きっとお子様の自立を陰から支えてあげる大切な時間となるはずです。


 本校の教職員は、時には寄り添い、時には高いハードルを用意して全力で生徒の成長を支えます。御家庭と学校とが互いの役割を理解し合うことが、生徒を大人へと成長させ、進路希望を実現させる近道だと考えます。
 どうか皆様方におかれましても、本校を信頼していただき、力強いご支援、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。


 結びに、新入生の皆さんが元気に活躍することを期待するとともに、保護者の皆様の益々のご健勝、ご発展をご祈念申し上げ、式辞といたします。