セッケンの制作 1回目
科学部です。連日暑い日が続いています。
本校は実験室にエアコンが入っていないため、「暑いなぁ」と思いながら実験しています。
実験って突き詰めるとなかなか面白いんです。
中には天気が悪いと実験ができない;雨が降ると湿度が上がって実験の結果が上手くいかなくなる;
ようなものもあって、自然ってやはり大切だな~っと思うことがあります。
さて、科学部では先週お伝えの通り、セッケン作りに取り掛かりました。
本日は部長さんが持ってきたバターで合成を開始。
教科書にもある、いわゆる「けん化」の実験ですが、用意する油でいろいろ変わりそうです。
バターの場合は、黄色~黄土色(バター)と透明(水酸化ナトリウムとエタノール)で分離していたものが
やがて反応により金色の溶液に変化。 ※顧問の見た目の記録です
それを食塩水で塩析させると、イメージは何というか…酒粕状の固体に変化します。
食塩水を洗って、ある程度形を整えたものがコチラ。
右が部長さんの整えたもの、左が私の整えたものです。
もう少しきつく絞って型に押し込めば、もっと
セッケンっぽくなったかもしれません。
この実験は思ったより難しい実験器具が必要なく、
簡単に進めることができます。使用した実験器具は左のコチラ。
白いバットの中には、写真では見えていませんが、ガラス棒も
使っています。
さて次週も引き続き制作を進めます。今週はバターでいい色、ほのかな香りがありましたが、
来週はどうなることやら(笑)